理念・レポート

1. 政治理念






困難を乗り越えることができる環境を

 人生において何が大切なのか。幸せとはいったいどんなものなのか。過去を生き、今を生きる人の数だけ答えは存在します。だからこそ、目に見える結果はどうであれ、自分色の人生を形作ることができるかどうかを常に意識しなければならないと思うのです。我々がコントロールすることのできない運命というものがあるとしても、人生を自らの手で握っているという実感が、日々の充実の根っこにあるのだと私は信じています。

 自由にそして柔軟に考え行動する。そのためには選択肢がさまざまな環境によって制約をうけないことが重要です。また、失敗への恐怖は行動に大きな制限をかけます。一度の失敗が人生を決めてしまう、そう思い込んでしまう社会は生きやすい社会とはいえません。「死に至る病とは絶望である」と述べた哲学者がいました。凝り固まった制度や価値観が壁になって、人生を前向きに歩んでいく希望が持てないこと、それは社会の病です。困難や失敗に直面しても、乗り越えることのできる可能性がある社会だからこそ、自らの決断においての多様性が育まれるというものです。

しなやかに強いコミュニティと人格を求めて

 コミュニティは、規模の大小を問わず、安定した期間が長くなればなるほど、しがらみが増していきます。集団を維持していく仕組みともいえる既成の概念や制度すべてが悪いとは思いません。しかし、それらは人的・物的資源の効率的な配分を阻害していることも多く、この配分の歪み、言い換えれば、既得権益の存在は、社会のダイナミズムを失わせることにつながります。これこそ、歴史上多くのコミュニティを衰退に導いた根本原因なのだと私は考えます。

 既成の仕組みが生まれることは避け得ないとしても、あらゆる人が目標を目指すことができる環境をつくるために、疑問をもって制度を見直していくことは重要です。それは変化に対応できる社会の強靭さにつながります。守るべきものは守り、なお変化に強いということが、個人においてもコミュニティにおいても活力を維持する秘訣であると感じています。個人の人生と人格の豊かさを実現するという理想をもって、合理性のある制度設計を考えたいと思います。

リアリズムと理想主義

 行動、政策を考える際に大切にしている考えはリアリズムです。リアリズムは国際政治学の概念ですが、一人ひとりが目指すべき利益を持ち、重要視するとすれば、日常生活においても準用できると考えます。利益というものがどのようなものであっても、人間の本性は変わりません。利益を裏づけするものには嫉妬や愛憎、虚栄心も含まれます。むしろ、そのような情念が人を突き動かしていることのほうが多いのではないでしょうか。

 ヒュームという哲学者は「理性は情念の奴隷である」と喝破しました。一見、合理的にみえる判断であっても根っこにはなんらかの情念をかかえているものです。いかなる場合に判断力を曇らせるか、感情に振り回されるかは到底わかりえず、理性によって感情をコントロールすることが難しいことは、人間関係や社会の歴史、現状を少し観察すればわかるはずです。利己的な人間の勢力争いへの現実的な対応は、利益調整する際の重要な姿勢です。集団に関しては徹底的にリアリズムで、一対一のつながりにおいては理想主義で臨むというのが私の行動原理です。

地方議員の役割をどう考えるか

 地方議員の役割とは何か。それは、議案や市政をチェックして判断することです。声を聞いて行政にかけあうことも、事業の課題に対して何かしらの提言をすることも重要な役割ですが、活動の土台、権限の源泉は議決権にあります。市政に関する質問や議案質疑も、議決権を充実させるためにあります。地方議会は条例を制定することができますが、立法機関である国会とは趣きが違います。国会が議院内閣制であるのに対し、地方議会は二元代表制です。

 議決権を充分に行使するには、当局のスペシャリストに伍するだけの知識が必要となります。言うは易しですが、必要とされる知識の分野は市政全般に渡りますし、単純に知識だけの問題ではなく、皆様の声と自身の政治理念をミックスしたものでなければ、行政側の代弁者であるのと同義です。勉強をして、意見を受け止め、また勉強するというサイクルが必要です。「声なき声を掴み、改善する」ことを目標とします。


2. 目指す政策の方向性について(編集中)






魅力ある県都・津市を目指して

● 地方でもスマートシティの実現を

● 公民連携の有効活用と適正な運用のチェック

● エリア単位での地域活性化を図る(エリアマネジメントの実践)

● 交流・生涯学習の場としての図書館の充実

● MICE政策の推進

● スポーツ教育・ジュニア世代の育成

● 市内におけるスポーツ環境の改善

● 住みやすさとまちの活性化を担保する交通システムの追求

実行力のある行財政・議会であるために

● スマート自治体を推進する

● 行政の人事評価を攻めの姿勢へ

● 健全な財政を維持する

● 公共施設の適切な更新および有効活用

● 多様な人材活用:さらなる民間人材の登用

このまちでずっと暮らしていくための環境をつくる

● 子育てのワンストップサービスや支援体制を整備

● ひとり親家庭への支援

● 子どもの貧困対策

● 不妊治療助成の充実を

● ユニバーサル就労政策の実現

● 地域医療体制の充実

● 地域包括ケアシステムの完成

● 在住外国人の生活、雇用を支援

● 防災施策の充実

 誰もが能力を発揮できる教育の実現を

● 個性にあった教育プランと実行環境をつくる

● 教育行政における権限と役割分担の見直し

● 内申点制度の運用適正化を

● 教員の働き方改革を進める

● 三重短大を先進的な4年制大学へ

● 英語教育はオール英語環境かつネイティブの指導を

● 放課後児童クラブへの支援の拡充


3.紙面レポート(PDF)

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2017年10月16日

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