相川水系治水事業促進協議会、浸水対策

相川治水事業促進協議会の総会へ出席しました。相川は風早池を源流として、久居から藤方、高茶屋を通って海へ注ぐ二級河川。河口から1kmほどのところで野田池からくる天神川と合流します。この相川水系の治水についての協議会です。

先日参加した雲出川水系の赤川治水事業の総会の話にもありましたが、昨年の台風21号でも低地で浸水が発生しています。普段、周辺で水害が発生しない地区に住んでいると実感がわかないことが多いのですが、歴史的に遊水池となる土地やその周辺では、頻繁に浸水等の被害が発生している現状を認識させられました。

ハザードマップ周知の必要性

西日本豪雨でも浮き彫りになった治水の問題。倉敷市真備町ではハザードマップと浸水地点が符合していたとの報道がありました。今日の総会でも相川水系のハザードマップが配布されましたが、浸水危険とされている地点のなかでも、個人的に意外な場所があり、やはり一度見てみないとわからないことがあると実感。行政からの避難指示勧告等もありますが、個人の判断も重要になります。ハザードマップ周知の重要性を再認識する次第です。

インフラ系の政策の弱さ

議会へ参加させていただくようになってから感じることのひとつ。それは自分が道路、河川、下水などインフラ系の話題にめっぽう弱いことです。先輩議員の方々との知識量の差もさることながら、私個人の絶対的な勉強不足の感があることは否めません。

各地における問題の把握についても不足していますし、その解決法、すなわち該当する予算や各種の補助金、交付金の仕組み、その政策過程について勉強をすすめる必要性を感じています。

むろん、いろいろな経験をつむことが重要となるので、呼んでいただいた地域の集まりには基本的には参加するようにしていますが、アンケート片手に地域を歩き、各種懇談会からあがってきた市の要望データベースにアクセスして問題の把握に努めるなどの主体的な動きでないと市全体の事情を把握することは困難であると感じています。また、座学になりますが、自治法や関連法規、自治体財政全般についてもさらなる理解を追求していきたいと思います。解決のプロセスへの理解と実行が仕事です。問題の把握だけでは意味がありません。


政策関連の積読本が相当な数になってしまいました。いろいろな本を読んできて、それなりに速読には自信があるほうだったのですが。速読そのもの、または文献にあたるコツを知っているかたがおられましたら、ぜひともご教授ください。

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