第4回定例会が閉会し、ブロック塀撤去改修事業を含む補正予算第6号、本日付で追加された第2期および第3期のエアコン整備や災害復旧事業を含む補正予算第7号などの議案が可決されました。
ブロック塀撤去改修に関しては、公道に面したブロック塀等を撤去し生け垣等を設置する場合に、その設置費用の一部を補助する「生け垣緑化推進事業補助金」として事業が進められていますが、今回の6号補正予算により、ブロック塀の撤去改修は緑化等をからめずにも補助金申請できることになりました。予算計上は100万円。
エアコンの市内全校への整備については、以前、現状と方針を報告させていただきましたが、国の補正予算決定を受けて4億3207万3千円の補助金申請の結果、国からブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金として3億9633万5千円が補助採択されたため、方向性としては、以前に書いたものとほぼ変わりはないものとなりました。あらためて概要をいうと、小学校への整備計画2期3期分が補助採択、1期分整備済み小中学校も含めた特別教室、および幼稚園3園4室への新設分も補助採択されたことにより、3期整備の前倒しを含め、順次整備されます。また給食室や普通教室の老朽化更新分などへも補助申請を行っており、こちらは採択されませんでしたが、補助採択されたものの整備計画とあわせて進めることでの効率的な予算執行、なにより学習環境や調理員の職場環境を整備するため、合併事業特例債を用いて本市単独で整備することとなりました。
選挙に関係する話題として、津市長の選挙における選挙運動用ビラの作成・交付についての条例改正がありました。昨年度の公職選挙法改正により、2019年3月1日施行後は、都道府県や市、特別区の議会議員選挙においても、ビラ配布が解禁されます。この選挙用運動ビラの公費負担について市議会議員選挙もふくめるようにするもの。国政選挙や首長選挙での「証紙貼り」という風景が、市議会議員選挙でも見られるようになります。4000枚が配布上限とのことで、そこまでの量ではないのですが、選挙期間が7日間であることを考えると、時間的にはそれなりタイトです。所管の常任委員会では、組織力のある候補とそうでない候補との差がますます生まれることになるとの意見もあったようです。私のように組織がないものは組織がないなりのマネジメント力と戦略が求められることになりますし、当然のことながら公費を使っての選挙運動用ビラですから、その中身、クオリティ、配布方法も試されることになります。