一般質問の質問形式は2つある

6月議会での質問ですが13日の午後13:00〜14:00に決まりました。一般質問3日目の午後イチ。先般のブログで書いたものとほぼ同じ内容ですが、本日、発言通告書を提出しました。

発言通告書とは

ご存知の方も多いと思いますが、会議規則により発言通告書をあらかじめ議長に提出することになっています。もちろん、一字一句完璧に提出するというわけではありません。これは執行部側が議員の質問内容にのっとった答弁を過不足なく行えるようにするためです。

茶番になるのでは?と思われる方もいるかもしれません。しかし、たとえ担当部局であっても膨大な行政の業務や施策内容、関連法規等を”完璧に”把握しているとはいえません。また、答弁は議事録に記録され発言はある程度の拘束力をもちます。加えて、議員側の質問時間が決まっているため(津市議会は全員60分以内)、両者なるだけ迅速なやりとりができるようにする必要性があるのではないかと思います。

わたしの発言通告書の内容は以下になります。


■ 発言形式 1回目:一問一答 2回目以降:一問一答
1 教育分野について
(1)時代に合わせた教育のあり方について
  ア ICT教育とメディアリテラシーについて
  イ 主権者教育について
(2)いじめの認知と対策について
  ア 認知の現状は
  イ 対策および周知と教員の評価は
(3)内申評価に対する画一性と公平性を
  ア 評価はどのようにつけているのか
  イ 評価のばらつきの是正を求める
(4)学力調査とその利活用について
  ア 市単位で実施している学力調査について
  イ 学習指導にどう結びつけるのか
2 ゆりかごと墓場の行政手続と施策について
(1)出産と子育ての包括支援と各部の連携について
(2)死亡届に係る手続の現状について
3 救急医療体制について
(1)初期救急と二次救急の連携について
(2)医師の確保に向けた取り組みは
4 地域包括ケアシステムの展望について
(1)システムの構成要素について
(2)本市における地域包括ケアシステムの進め方は
5 (仮称)津市久居ホール管理運営計画(案)について
(1)事業の充実に向けた人的リソースは
(2)地域との連携をどう図るのか


「一括質問方式」か「一問一答方式」か

質問の形式については「一括質問」か「一問一答」かを選ぶことになります。一括質問とは、先に質問内容をすべて述べたあとに答弁を受ける方法です。一方、一問一答方式は、読んで字のごとく、ひとつひとつ質問をしてそのつど答弁を受ける方法です。

一括質問方式がデフォルトであったのですが、徐々に一問一答方式が取り入れられてきたという経緯があります。一括質問だと、どうしても議論の流れがさえぎられてしまいます。再質問をするにあたっても、持ち時間がありますから、執行部側の答弁が予想以上に長引いても臨機応変に対応できなくなります。当然、見ている側にとってどちらがわかりやすいかは言うまでもありません。

ただ、原稿をつくって臨む場合、どちらが作りやすいかといわれれば(まさにいま作成していますが)一括質問方式です。タイムマネジメントがやりやすいのです。経験がない身からすればなおさら、一問一答はその場で対応できるある程度の知識と応用力が求められると感じています。

わたしの今回の質問に関しても、今の実感でいえば、長くなりすぎて持ち時間がなくなる気もしますし、予想以上にスムーズにいき逆に時間が余る気もします。非常に気持ち悪い感じがしますが、こればかりは慣れていくしかありません。

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