ConnecTSU

10月中旬のはなしですが、母校の津高校にて、OB/OGによる現役高校生との交流会に参加してきました。「ConnecTSU」という意欲あるOB/OGの大学生・院生が組織する団体が主催、当日はおそらく私が最年長でした。若干とまどいを感じつつ。

当日の交流会は総合学習の時間をつかっておこなわれ、①大切にしたい価値観の整理→②具体的なイメージの取得→③目標設定をめざすもの。高校1年生には少々とっつきにくいのかなと思いながらも、自分の今までの出来事を振りかえり、ターニングポイントなどを話させてもらいました。

OB/OGに大学生が多く、どちらかというと文理選択や学部での勉強についての話が多かったのかなと思いますが、実際、そこあたりがいちばんイメージできる話だったのでしょう。そんななか私は抽象的な理念の話に終始。挫折をすること、情報に貪欲でいること、どんな目標でもいいから持つこと、勝てる場所で全力で勝負することなどを、ひとり場違いに話していました(笑)。高校のときにいろいろと考えていた人ってどれくらいいるのかなと思いつつ、同級生をみてみると、やはり学生時代のはやくから価値観やなんらかの思想、やりたいことなどに意識を深くもって実際に行動していた人は、なんらかの気づきを得て、納得したキャリアを送っている人が多いように感じます。

私自身、いまになってこのような機会の大切さに気づくわけですが、中学や高校時代においてはなかなかピンとこないもの。1回きりではアンテナがはたらかないかもしれませんが、何度も自分の将来などを考える機会をもてば(それが学校から与えられたものであっても)ジャブのようにきいてくるはず。いわゆるキャリア教育は衝撃をあたえることも大切だと思いますが、つづけることも大切。機会があればまた参加して、誰かひとりでも何らかの気づきを得る一助になれたらなと思います。

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