政治理念

人生において何が大切なことなのでしょうか。幸せとはいったいどんなものなのでしょうか。答えは、今を生きる人の数だけ存在するのだと思います。人それぞれの願い事があるからこそ、目に見える結果はどうであれ、「自分色の人生を形づくることができるかどうか」を常に意識しなければならないと思うのです。人生を自らの手で造っているという実感が、日々の充実の根底にあると私は信じています。


自由に、そして柔軟に、思考し、行動し、決断すること。できるかぎり選択肢がさまざまな環境によって左右されないことが重要です。また、失敗への恐怖は、行動に大きな制限をかけます。一度の失敗が人生を決めてしまう、また、そう思い込んでしまうような社会は、生きやすい社会とはいえません。苦難や失敗に直面しても、立ち上がることができる環境づくりも同じく重要といえます。「死に至る病とは絶望である」と、かつてそう言った哲学者がおりましたが、こり固まった社会の制度や価値観が壁になって、自分らしく人生を歩む希望が持てないということ、それは社会の病です。みずからの決断において多様性が認められる社会に少しでも近づけることを目指します。


コミュニティは、規模の大小を問わず、安定した期間が長くなればなるほど、しがらみが増していきます。それがすべて悪いとは決して思いません。しかし、しがらみは、人的・物的資源の効率的な配分を阻害していることも多いのです。そして、この配分の歪み、言い換えれば、社会のダイナミズムを失うことこそ、歴史上多くのコミュニティを衰退に導いた根本原因なのだと私は思います。


しがらみを避けることはできないにしても、多様性を今以上に認めていくことで、変化に対応できる社会の強靭さをつくりあげることができると私は信じています。守るべきものは守り、それでいて変化に強いということが、個人においてもコミュニティにおいても活力を維持する秘訣であるような気がします。そのような社会を実現するためにも、私は「選択肢が豊かで多様性のある環境を作ること」を目指します。また、あらゆる場面において、「個人の人生と人格の豊かさを実現する」という理想を忘れず、私は行動し続けます。