『クリスマスの思い出』

表参道ヒルズでクリスマスツリーが点灯。19歳を超えると時間の流れが年々早くなっていくとのはなしをどこかで聞いたことがあります。年明けの選挙からはじまり、多くの、本当に多くのみなさんに助けていただいた2018年も残り2ヶ月をきりました。5月くらいまでは予想していたよりもゆったりとした時間を感じましたが、そこからは怒涛のように時が流れていきました。

さて、表題は『冷血』や『ティファニーで朝食を』で有名なトルーマン・カポーティの短編です。クリスマスの話題がではじめるといつもこのタイトルを思い出します。タイトルも直球ですが内容も直球。いろいろと本を読んできましたが、こういうシンプルなものがいちばんグッときます。幼少期のカポーティがモデルのバディが、歳の離れた従姉妹のスック、犬のクイーニーと過ごす、素朴で郷愁を誘う日々のやりとり。まぼろしの桃源郷がそこにあるような、永遠に失われた(失われないこころの)イノセンス。多くの人々の琴線に触れるであろう作品です。

一瞬、一瞬が宝物になるような時間はもう過ごせないのかもしれません。けれども、ふと立ち止まったときに、こころのなかには純真無垢な気持ちを忘れずにいたい。政治思想などという大それたものではありません。ただ、あなたが一番大切にしたい価値観はどこにありますかと問われれば、すこし大げさかもしれませんが、この短編のなかにある、と私は答えます。


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